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  • 2018.05.10 Thursday

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    緊急報告大分山崩れも「拡大造林」が原因

    • 2018.05.09 Wednesday
    • 16:30

    むすぶ五六七号(二〇一八年四月号)原稿

    水問題言論を読む(42回)番外

     凡夫の雑記帳3

     緊急報告

    大分山崩れも「拡大造林

    「拡大造林」は無かったことに

     私は五二六号含め若干の拙稿を本誌に発表して来ました。「拡大造林」は、一九五〇年代から、広葉樹を皆伐し、補助金で主に杉を密植する国の政策で、広葉樹敵視の愚策です。一九六四年の貿易自由化で、木材価格の暴落で林家は間伐や下草刈りの費用も無く、約七〇パーセントの杉林は荒れ放題の状態です。依然として政治家、学者、官僚、マスコミ等々は「拡大造林」は無かったことにしているようです。

     「拡大造林」の報道なし

     この四月一一日の大分山崩れの記事を毎日、朝日、神戸の三紙で読みました。写真を見る限り二〇一四年の広島、二〇一三年の伊豆大島などの大災害と同じく、典型的な「拡大造林」が元凶の人災であることは間違いありませんが、三紙共に「拡大造林」について全く言及していません。国交省、学者、防災研究所などの、原因は「深層崩壊」「岩盤風化」「地下水」その他の見解を鵜呑みにした記事ばかりです。私は「深層崩壊」の原因は何か「岩盤が風化していない」山林や「地下水」の無い山林があるのかと問いたいところです。

     私の子供の頃からの杉苗の植え付け、下草刈り、間伐の手伝いなど約二〇年間の林業体験から「拡大造林」の始まりより以前の杉林と、「拡大造林」後の杉林の主な違いにつて説明します。山崩れなどは「拡大造林」が元凶であることが理解されると思います。

    本来の杉林と「拡大造林」の違い

     第一は単位面積当たりの植付け本数の違いです。以前は一ヘクタール約五〇〇本(六〇坪の民家の屋敷の広さなら約一〇本)の粗放林でした。「拡大造林」では五〇〇〇本以上の密植林です。第二に、植える場所の違いです。以前は崩壊しやすい尾根付近と沢付近は広葉樹を残し杉は植えませんでた。「拡大造林」では尾根付近も沢付近も全て広葉樹を皆伐して杉を密植しました。この結果以前の杉林は杉と杉の間隔が広く、杉が成長して大きく枝が広がっても、日光を遮ることはなく、杉林の中まで日当たりが良く、草や小木が育ち腐葉土の厚さも約五〇センチあり、表土の上には広葉樹の葉と杉の葉が混じって何重にも積っていて保水力があり、大雨が降っても表土が浸食されることはありませんでした。杉の成長も旺盛で太い根が広く深く伸びて、岩盤までしっかりと食い込むため、杉林でも山崩れなどは殆ど発生しませんでした。そのうえ、杉林の中でナラの木などを育て、シイタケ栽培も兼ねている杉林もありました。

     一方、「拡大造林」では、密植のため植林後数年で杉の枝葉がぎっしりと絡み合い、杉林の中へは日光がく当たらないため下草などが全く育ちません。そのため少しの雨でも表土はドンドンと浸食されています。杉は細くモヤシのように伸びて、根の広がりも狭く浅いため地層にも十分に広がらず、岩盤にも食い込んでいません。そのうえ、間伐などの手入れ不足のため、林内の山肌を保護する下草(草や細い木など)が全く無く、表土も殆ど無く、杉はただ岩盤の上に支えの無い棒が立ってるような不安定な状態のため、杉の自重に耐えきれず少しの雨や風などで、一気に杉林が崩壊することもあるのです。

    二、幅員が広すぎる農林道の開設

    「拡大造林」と並行して、急峻な斜面に幅員が広過ぎる農林道を、崩壊しやすい地形、土質などを十分に考慮しない開設です。このため、大雨時に大量の雨水や伏流水により農林道の擁壁からまず決壊が始まり、道路付近が崩壊し土石流が起こり、民家の流出などが発生したと見られる箇所が多いことです。

     嘗て、自民党は土建業者から請負高に応じて政治献金を取るために、業者が儲けやすいように、幅四メートル以上の広い道路以外は補助金を付けなかったのです。

    三、里山の喪失

     里山は元来地滑りなど崩壊し易い地形の上に、土質が肥沃な所が多いので、崩壊による土石流が起き易い場所です。したがって、崩壊防止のために先人の経験則で比較的に根が張りやすい広葉樹などを主に生やし、根が浅くて張りにくい杉等はなるべく植えてはならない場所だったのです。これらを全く無視した「拡大造林」で杉を密植し、その後の手入れ不足などにより、人災に輪をかけているのが昔の里山付近からの土砂災害です。

     四、急がれる災害防止対策

    1、民家近くの杉林は、公費の補償で皆伐する。2、農林道の山側へ十分な側溝を造り、上部から道路への雨水の越流を防ぐ。3、農林道の幅員を狭める改造工事をする。必然的に擁壁が低くなり崩壊を減らせます。4、農林道の擁壁へ十分な水抜きを造り、擁壁の内部への雨水や伏流水の滞留が少なくなるように擁壁を改造する。5、孟宗竹等を植えるなどの、里山の復元。先人の昔からの知恵を謙虚に学ぶべきです。6、土砂災害が予測される危険地域の民家などの移転を、公的な補助も含め早急に実施することです。災害で多くの人命が失われることを考えれば安いものです。7、誤った農林行政・「拡大造林」の非を国や自治体に認めさせること。そうしないと、本格的な法整備による土石流等の災害防止は不可能です。(二〇一八年四月一四日記) 

    百姓の想い出-1

    • 2017.06.08 Thursday
    • 20:17

    三歳から下草刈り

     子供でもある程度できる山仕事は杉の下草刈りで一番最初に教えられた作業でした。普通の草刈り鎌ほどの小さな別注の下草鎌(人用の下草鎌は杉林などの手入れなどで草や木を刈り倒す400グラム以上の大きな鎌で、1M以上の長い柄が付けられいる)を持たされ山へ連れて行かれました勿論、3歳では鎌をうまく使えませんがその鎌を玩具代わりに持って大人の作業を見ながら自然に山仕事の基本をお覚えたのでしょう

     この調子で小学の5年生歳頃からは薪伐り、炭焼き、草刈り掛樋造り、すまくら打ち(牛を使って田を耕すと隅だけ残るのでそこを人間が鍬で耕す作業)畔付け(水田の畔から水が漏れないように平な鍬を使い水田の粘り気のある土だけを選んで畔の内側へ薄く強く張り付ける作業かなりの技術と体力が必要な農作業で大人でも苦労する)など田植えの全ての手伝い。杉の植え付け、大きな木に登って柿や柚子の収穫縄ない機で縄をなう大きな刃が付いた込み切りと言う道具で藁や干し草を小さく切っての餌を作る飼っている山羊や鶏兎などの世話とほとんどの手伝いが出来ました

    判例を読む-1「剣道で退学・石頭の学校」

    • 2017.06.05 Monday
    • 19:54

     判例を調べていると、とんでもない事件がよくあります。1996年3月8日にもこんな判決がありました。高校生が体育の必修科目である剣道実技の参加を宗教上の理由から拒否し、進級できず学則による退学処分になり、これが裁判で取り消された事件です。とんでもない学校もあるものです。最高裁は、「公教育の教育課程において、学年に応じた一定の重要な知識、能力等を学生に共通に修得させることが必要であることは、教育水準の確保等の要請から、否定することができず、保健体育科目の履修もその例外ではない。しかし、高等専門学校においては、剣道実技の履修が必須のものとまではいい難く、体育科目による教育目的の達成は、他の体育種目の履修などの代替的方法によってこれを行うことも性質上可能というべきである。」「信仰上の理由による剣道実技の履修拒否の結果として、他の科目では成績優秀であったにもかかわらず、原級留置、退学という事態に追い込まれたものというべきであり、その不利益が極めて大きいことも明らか「代替措置について何ら検討することもなく・・・退学処分をしたという上告人の措置は、・・・社会観念上著しく妥当を欠く処分・・本件各処分は、裁量権の範囲を超える違法なものといわざるを得ない」として、処分を取り消した控訴審の判断を認めました。

     以上の通り最高裁にしては珍しい真面な判決ですが、私は剣道どころか、今の公教育では半強制的にスポーツをやらせていることは憲法違反であり、スポーツが人間の身体、精神、社会生活など総合的に有益であるなどいう科学的証明もないのに学校で一斉にやらせることは即刻やめるべきだと考えます。特に子供には偏ったスポーツの強制ではなく、自分が好きな時に好きなだけ体を動かして遊ぶ環境を整えてやることこそ重要だと思います。プロスポーツ毒されている多くの人にも訴えたい。

     

    司法試験最高齢合格記録を目指す-1

    • 2017.06.01 Thursday
    • 12:33

    JUGEMテーマ:興味深い話題・出来事など

    近年の司法試験最高齢合格記録は75歳らしい。昔に勉強していた頃は、国鉄職員から合格したA弁護士の57歳が最高齢たっだと記憶しています。この歳までにはまだ2,30年もあると油断している間にうん十年も徒過してしまいました。ところが、最近に本屋で択一過去問を見て、憲法の問題を解いてみました。三問中二問正解でした。正に目から鱗が落ちました。昔に受験した頃は本屋の立ち読みで

    解けるような問題は皆無だったと思います。これで年甲斐もなく色気を出し、予備試験をめざして早速勉強再開です。最近あるテストを受け、記憶力は若い頃と殆ど落ちていないことが判りました。善は急げ。これ以上のボケ防止は無いと思っております。(続く)